月光が照らす夜、君と、もう一度。



え…それって?


汚いからってこと?


「だ、大丈夫!私は夜摩が汚くても…」


「帰ろ」


夜摩は私の手を引いて、路地裏から出た。


なんか、すごい強引。


それよりも、傷…。


私は持っていたハンカチを無理やり傷口に当て、血が止まるように縛った。


夜摩の顔が一瞬強ばったが、また真顔になり、「…ありがと」と小さい声で言った。


…なんか、様子が変。


ていうか全然話してくれないし…。