え…それって? 汚いからってこと? 「だ、大丈夫!私は夜摩が汚くても…」 「帰ろ」 夜摩は私の手を引いて、路地裏から出た。 なんか、すごい強引。 それよりも、傷…。 私は持っていたハンカチを無理やり傷口に当て、血が止まるように縛った。 夜摩の顔が一瞬強ばったが、また真顔になり、「…ありがと」と小さい声で言った。 …なんか、様子が変。 ていうか全然話してくれないし…。