月光が照らす夜、君と、もう一度。



夜摩ってたまにすごくイジワルになるっ!

「もう、知らないっ!!」


「ごめんって」


って、あっ!!


「や、夜摩、止血しないと…」


「あれー、優愛ちゃん。俺の事知らないんじゃないのー?」

「そ、それとこれとは別!命がかかってるんだから!」

私はポケットにあった自分のハンカチを出した。

「ダメだよ、汚れちゃう」


「いいの、夜摩の血、汚くない」


「いや、俺の血、汚いよ?」


「そんなわけないじゃん!夜摩は綺麗なのっ!」

思わず、夜摩の顔を見た。


が、私は後に後悔した。


…だって、夜摩、今すごい悲しそうな顔してる。


…なんで?


「俺、汚いから」


「それってどういう…意味?」


「さぁ?」


どうして、そんな泣きそうな顔になってるの?


言ってもらわないと、分からない、よ。


「たからさ、優愛」