夜摩ってたまにすごくイジワルになるっ!
「もう、知らないっ!!」
「ごめんって」
って、あっ!!
「や、夜摩、止血しないと…」
「あれー、優愛ちゃん。俺の事知らないんじゃないのー?」
「そ、それとこれとは別!命がかかってるんだから!」
私はポケットにあった自分のハンカチを出した。
「ダメだよ、汚れちゃう」
「いいの、夜摩の血、汚くない」
「いや、俺の血、汚いよ?」
「そんなわけないじゃん!夜摩は綺麗なのっ!」
思わず、夜摩の顔を見た。
が、私は後に後悔した。
…だって、夜摩、今すごい悲しそうな顔してる。
…なんで?
「俺、汚いから」
「それってどういう…意味?」
「さぁ?」
どうして、そんな泣きそうな顔になってるの?
言ってもらわないと、分からない、よ。
「たからさ、優愛」

