月光が照らす夜、君と、もう一度。



「ねぇ、さっきの男の人って知り合い?」

私はすかさず夜摩に聞いてみた。


「んー、知らない」


し、知らない人…。


「その男の人って、私のこと狙ってた…?」


「あー、そうかもな」


「な、なんでっ?」


「そりゃぁ、優愛が可愛いからでしょ」


「は?」


可愛い、から?


「ふ、ふざけないでよっ!そんなわけないじゃん!」


て、いうか可愛いからってナイフで刺そうとする人なんていないでしょ。


そもそもナイフ持ってる時点であきらかに計画だったよね。


「ふざけてないんだけどー。優愛は可愛いよ」


「…っ!そういうことを言って欲しくて言ったんじゃない!!」


「もぉー、素直じゃないんだから」