月光が照らす夜、君と、もう一度。



今日も変わらず、帰り道、夜摩と並んだ。


相変わらず肩が触れるだけでドキッとしてしまう。

…早く慣れないかな。

私の心臓が持たない…。


「なぁ」

「へ…!?」


あ、やっちゃった。

急に話しかけられたせいか、変な声が出てしまった…。


「な、なにっ?」


き、気を取り直して…。


って、笑ってるし…!


「…クク」


「わ、笑わないでよ…!!」


当の本人は「…ぶはっ!!」って吹き出してるし!


「…で、何なの?」


だから強く言った。


それを勘違いしたのか、夜摩が涙を拭いて、私の頭に手を置いた。

「悪いって、いや、今日どっか行こうかなーって」


そゆことか。

たしかに最近直行で家に帰ってたからなぁ。


「うん、行きたい!」

「どこ行くかー」


うーん、前私のわがまま聞いてもらったし。


「夜摩行きたいところないの?」