月光が照らす夜、君と、もう一度。



「み、美愛ちゃぁ〜ん」

周りの視線は無視をし、真っ先に美愛ちゃんの席へ向かった。

「おはよう、優愛。あんた、大変だねぇ」

「ムゥ、他人事だからって…」

「ごめんごめんって。それより本当にあの男の人が幼なじみなの?」

うっ…やっぱりその事だよね…。

「う、うん。そう。…多分」

き、急に自信がなくなってきたっ!

でも夜摩みたいに極上イケメンはそういないか…。

「それにしても、その幼なじみのこと好きになったことないの?」

…えっ!

もしかしてこれって察しがスゴイ感じ?

「…え、なんで?」

「なんでって、あんな人がずっと隣にいるなんて、私だったら一瞬で惚れちゃうよ!!」

あ〜、そゆことかー。

もちろん私も好きになりましたよ。


言わないけど。


美愛ちゃんと夜摩の話で盛りあがっていると、ドアから担任の先生が入ってきた。