「あのっ、ごめん。私が早く決めなかったからだよね」
私のしゅんとした姿に、夜摩は眉を寄せた。
「いや、違うよ。優愛には好きなものを食べて欲しかっただけだ。悪いのは母さんだよ」
「そうそう。悪いのは私じゃないけど、優愛ちゃんは気にしなくて大丈夫だからね?」
…2人とも優しい…。
私の安心した姿を目にした暁美さんは、「しょうがない」とつぶやき、
「今日はチャラにしてあげるわよ!!」
と豪快に言った。
って、えーーーー!?
あのスイーツの量が無理で…?
「母さん、サンキュ」
隣の夜摩は嬉しそうに暁美さんに言った。
「ほ、本当に良いんですか?」
「優愛ちゃんがいるから特別に、ね?」
「あ、ありがとうございます!!」

