月光が照らす夜、君と、もう一度。



「お二人さぁん、俺も入れて〜」

奥の方から一人の男の人の声が聞こえた。

…也磨斗だ。

その声に気づいた夜摩は、私から顔を離した。

さ、さっきのはなんだったの…。

それよりもナイスタイミングだ也磨斗っ!!

「…なんで也磨斗がここにいるの?」

うわっ、不機嫌丸出しの声だ。

夜摩の冷血発言をきいた也磨斗は身体を震わせ、「い、いいじゃんかっ」と怯えきっていた。

「ま、まぁまぁ。也磨斗も食べに来たの?」

私が明るい声で言うと、さっきまで怯えていた也磨斗が顔を上げ、「おう!」と笑顔で言った。

「せっかくだから也磨斗も一緒に食べよ!」

「いいの!?やった〜」

満足したのか、私の隣に座った也磨斗。

それが気に食わないのか、まだ不機嫌オーラを放っている夜摩が

「お前は俺の隣に座れ」

と也磨斗の腕を引っ張った。

「い、イダァイ!たすけて優愛ちゃぁーん」

…微笑ましい。

喧嘩してるように見えるけど二人は凄く仲がいいんだよね!