月光が照らす夜、君と、もう一度。



「なんで母さんが自慢げなんだよ…まあいいや。注文したいんだけど」

「はいはーい注文ね〜。優愛ちゃん何がいいの?」

「あ、えっとえっと…」

まずい、まだ決めきれてないんだった!!どうしよう…。焦れば焦るほどテンパって頭が働かない私。

この様子を見ていた夜摩が「仕方ないなぁ」というように息をはくと

「全部お願い」

とやばいことをサラッと言った。

「え、ぜ、全部!?」

「なにか不満でも?」

「え、違うっ!凄い嬉しいけど…全部は悪いよ…。」

「優愛が心配することないよ。これなら食べたいもの全部食べられるでしょ?」

「でもここのスイーツの種類何十種類も…。残っちゃうんじゃ…」

「いーよ。残ったら俺が全部食べてあげるから」

え、全部?

「夜摩って甘いの好きだっけ?」

「別に?」