月光が照らす夜、君と、もう一度。



「暁美さん!お久しぶりですっ!!」

そこに現れたのは、夜摩のお母さんの暁美(あけみ)さんだった。

「会いたかったのよ〜。突然居なくなっちゃったからね〜」

「す、すみません…」

「あらやだ、すごく綺麗になってるわね。あの時は可愛いくて小さかったのに。スラッとしてるわねぇ」

「ありがとうございます!」

「あぁ、ほんと可愛い…。さすが私の娘ね!」

「む、娘?」

…娘って…どういう意味だろう…。

「母さん、そこまで。それより親父は?」

「堅(けん)なら奥にいるわよ。あら噂をすれば」

夜摩のお母さんが向いた先にはすらっとした男性が立っていた。

それはもちろん、夜摩のお父さん。

「こんにちは、優愛ちゃん」

「お久しぶりですっ!」

「綺麗になったね」

「でしょ?」

お父さんの言葉に、夜摩のお母さんが自慢げに言った。