月光が照らす夜、君と、もう一度。



「ははっ、まぁいいや。せっかく会えたんだしどっか行こ?」

「えっ?」

「嫌?」

…嫌じゃないけど。私こんなイケメンと隣歩いていいのか?

もはや私の存在無いのでは?

…でも夜摩とお出掛けできるのはうれしい。

「嫌じゃない、行きたい」

「りょーかい。どっか行きたいとこある?」

「特にないかな…」

「じゃあ俺のおすすめで」

夜摩は私の手を引いて歩き出した。


…なんか引っかかる。

夜摩は"おすすめ"って言った。

これじゃあこの街のことを知っているかのよう。


ま、いっか!楽しもぅ!


 ̄ ̄