月光が照らす夜、君と、もう一度。



と少し恐怖を感じながらも、夜摩は淡々と私に話しかける。

「わりぃ、昨日帰ってからも優愛のこと考えてたら眠れなくてさ。で、早く会いたいなって思ってたらここに来てた」

ば、爆弾発言っ!!

ていうか人前でそんなこと言うなバカッ!

「や、夜摩…とりあえず学校出よう。あと美愛も一緒に来て」

隣で唖然と棒立ちしていた美愛を引っ張り、学校の外に出た。

―――


「で?その子は誰?」

「と、友達の美愛だよ」

美愛というと、まだわけがわからんとでも言いたげな顔で固まっていた。

「み、美愛〜?」

私が少し大きな声をだすと、ふと我に返ったのか、視線が私と重なった。

「ゆ、優愛…その男の人は…?」

「夜摩だよ、私の幼じみ」

私の言葉にびっくりしたのか、少しカタコトな声で、

「彼が…?」

と言った。