月光が照らす夜、君と、もう一度。




無関係とわかっていても、少し気になってしまう。

私はチラチラと人だかりの方を見ながら歩いていた。

イケメンと言われている人は、周りの女子達で見えなかったけど、少し見える位置まで来た。

そこには、とても綺麗な黒髪が見えた。


まるで夜摩の髪の毛みたいだ。


…あれ?


私はふと思った。


…あの綺麗な黒髪、夜摩じゃないか?


私の脳裏にそんなにことが浮かんだ。

が、ありえない、とさらに足を進めた。


夜摩が私の学校を知ってるなんてありえない。