無関係とわかっていても、少し気になってしまう。 私はチラチラと人だかりの方を見ながら歩いていた。 イケメンと言われている人は、周りの女子達で見えなかったけど、少し見える位置まで来た。 そこには、とても綺麗な黒髪が見えた。 まるで夜摩の髪の毛みたいだ。 …あれ? 私はふと思った。 …あの綺麗な黒髪、夜摩じゃないか? 私の脳裏にそんなにことが浮かんだ。 が、ありえない、とさらに足を進めた。 夜摩が私の学校を知ってるなんてありえない。