月光が照らす夜、君と、もう一度。



私たちが出会ったのは深夜の公園。


このとき、精神的に追い込まれた私は家を抜け出した。


そこにいたのが、夜磨。


壊れかけていた私を優しい手で包み込んでくれた。

そして私は彼に全てを吐き出した。

事故で両親を亡くしたこと、一番上の姉が出て行ってしまったこと…。

そしてそれを聞いた彼が私と私の妹2人を家に連れていってくれた。

それからの生活は幸せなものだった。

好きな人と過ごした時間は今までで一番楽しかった。




─────でも、この生活はすぐに終わってしまった。




初恋した日からちょうど6年後のある"出来事"がきっかけで―――。