俺の頭上で輝いている 星たちのひとつに, 七海が, 今いるところがあればいいのにな・・・ 今夜は, オリオン座流星群がよく見えるんだぞ。 結局,七海とは一緒に 流れ星を見ることはなかったな。 俺は, あの日から, 毎晩空を見上げている。 この星が降り注いでくるような日に, 七海が 俺の元に 帰ってきてくれるような気がして・・・ 一つ,一つ, 大きさやスピードを変えながら, 星が流れはじめた。 俺は,また思い出の中に戻っていった。