そんな僕の、唯一気が休まる時間。
それが、授業のない休日であった。
待ちに待った休日の日の朝。
「ナジュ。今日、一緒に図書室に行かないか?この間の雷魔法の授業の復習を…」
早速とばかりに、ルームメイトのユイト・ランドルフが誘ってきたが。
残念ながら、今日は駄目なのだ。
先約があるからな。
「済みません。僕、今日外出する予定があって」
「え、そうなのか?」
イーニシュフェルト魔導学院は全寮制だが、休日には、事前に申し込んでおけば、外出することも出来る。
勿論門限はあるし、気軽に旅行、って訳にはいかないが。
「うち、実家が王都にあるので…。休日くらい、たまには顔を見せろって、家族が」
僕は、でっちあげたホラ話を話して聞かせた。
王都に実家なんてないし、そもそも家族なんていない。
しかし、お人好しのユイト・ランドルフは、全く疑わなかった。
「あぁ、そうか。ナジュは、元々王都に住んでたんだっけ」
「えぇ」
これも大嘘。
でも、そういうことにしておこう。
「分かったよ。じゃあ、行ってらっしゃい」
「はい。行ってきます」
ユイト・ランドルフに見送られ。
僕は、学生寮の外出リストに名前を記入し、学生寮を出た。
「…さて」
折角の、「ご友人」の誘いを断ってまで、学院の外に出てきたのだ。
僕のスポンサーは、ちゃんと待ってくれてるんだろうな?
それが、授業のない休日であった。
待ちに待った休日の日の朝。
「ナジュ。今日、一緒に図書室に行かないか?この間の雷魔法の授業の復習を…」
早速とばかりに、ルームメイトのユイト・ランドルフが誘ってきたが。
残念ながら、今日は駄目なのだ。
先約があるからな。
「済みません。僕、今日外出する予定があって」
「え、そうなのか?」
イーニシュフェルト魔導学院は全寮制だが、休日には、事前に申し込んでおけば、外出することも出来る。
勿論門限はあるし、気軽に旅行、って訳にはいかないが。
「うち、実家が王都にあるので…。休日くらい、たまには顔を見せろって、家族が」
僕は、でっちあげたホラ話を話して聞かせた。
王都に実家なんてないし、そもそも家族なんていない。
しかし、お人好しのユイト・ランドルフは、全く疑わなかった。
「あぁ、そうか。ナジュは、元々王都に住んでたんだっけ」
「えぇ」
これも大嘘。
でも、そういうことにしておこう。
「分かったよ。じゃあ、行ってらっしゃい」
「はい。行ってきます」
ユイト・ランドルフに見送られ。
僕は、学生寮の外出リストに名前を記入し、学生寮を出た。
「…さて」
折角の、「ご友人」の誘いを断ってまで、学院の外に出てきたのだ。
僕のスポンサーは、ちゃんと待ってくれてるんだろうな?


