神殺しのクロノスタシス2

「憧れの…」

「憧れの?」

「普通の人に…なることかな」

「成程成程!」

…そうか。

その夢、叶うと良いな、令月。

いや、叶えさせてみせる。

「では今回のインタビューをもとに、校内広報の記事を書かせて頂きますが、大丈夫でしょうか!?」

「うん、好きにどうぞ」

「ありがとうございます!」

「感謝です!」

「またの機会がありましたら宜しくお願いします!」

またの機会は…ない方が良いなぁ。

令月が不味いことを答えてしまわないか、こっちがヒヤヒヤするよ。