この瞬間に起きたことを、順番に説明するのは難しい。
順を追って説明するとしたら。
まず、暗殺者が毒針を刺そうと、素早く動いた。
青年はそれをするりと避け、そこに僕が割って入り。
暗殺者の指を、毒針ごと刀で切り落とした。
そして、そこに青年の魔導師が、真っ黒な魔導書を手に、何かを呟き。
先程月読と名乗った女性が現れ。
次の瞬間には、暗殺者は真っ黒焦げの炭になっていた。
「…はぁっ…はぁ…」
咄嗟の、付け焼き刃の連携だったが。
何とか、上手く行った。
と、言うか。
「何…?その魔導書…」
「…」
青年は、ちらりとこちらを見た。
あ、聞いちゃ不味かったか?
「ごめん。隠してるなら別に」
「『死火』。聞いたことがあるか?」
「…」
…普通に答えてくれた。
『死火』。『死火』か…。
聞いたことはあるが…。
「神を殺す魔導書…とか言う、伝説のあれ?」
「それだ」
成程。
「神…殺せてないけど」
神の代わりに、可愛い女の子連れてるだけじゃん。
「神を殺せるなど、あれはただの伝説でしかない。これが本物だ」
「やっぱり、そうなんだ」
「そして俺が、その『死火』の守人をしている。無闇・キノファだ」
「あ、自己紹介どうも…。令月です…」
「そうか。さっきの連携、助かった」
「こちらこそ」
迂闊に間に入ってたら、僕まで炭にされるところだった。
『死火』の守人、恐るべし。
順を追って説明するとしたら。
まず、暗殺者が毒針を刺そうと、素早く動いた。
青年はそれをするりと避け、そこに僕が割って入り。
暗殺者の指を、毒針ごと刀で切り落とした。
そして、そこに青年の魔導師が、真っ黒な魔導書を手に、何かを呟き。
先程月読と名乗った女性が現れ。
次の瞬間には、暗殺者は真っ黒焦げの炭になっていた。
「…はぁっ…はぁ…」
咄嗟の、付け焼き刃の連携だったが。
何とか、上手く行った。
と、言うか。
「何…?その魔導書…」
「…」
青年は、ちらりとこちらを見た。
あ、聞いちゃ不味かったか?
「ごめん。隠してるなら別に」
「『死火』。聞いたことがあるか?」
「…」
…普通に答えてくれた。
『死火』。『死火』か…。
聞いたことはあるが…。
「神を殺す魔導書…とか言う、伝説のあれ?」
「それだ」
成程。
「神…殺せてないけど」
神の代わりに、可愛い女の子連れてるだけじゃん。
「神を殺せるなど、あれはただの伝説でしかない。これが本物だ」
「やっぱり、そうなんだ」
「そして俺が、その『死火』の守人をしている。無闇・キノファだ」
「あ、自己紹介どうも…。令月です…」
「そうか。さっきの連携、助かった」
「こちらこそ」
迂闊に間に入ってたら、僕まで炭にされるところだった。
『死火』の守人、恐るべし。


