…そんな、ことより。
「こ、こんなところで…何やってるの…?」
「あら、あなたが令月さんですか?」
今気づいたんですか?僕の存在に。
「初めましてですね。私は、シュニィ・ルシェリート。見ての通り、二児の母です」
「あ、うん…」
「それから、そこで大剣を振り回してるのが、私の夫で、この子達の父親です」
「…」
っていう、会話の間にも。
ぴゅんぴゅん飛んでくる魔導砲を、全部真っ二つにしてるからな、あなたの夫。
それを歓声あげて見てるからな、あなたの娘。
大丈夫?お宅。
「ここで…何を、やってるの?」
「あ、申し遅れました。私、実は聖魔騎士団魔導部隊の大隊長をやっていまして」
はぁ。
「そこの夫が聖魔騎士団団長なんですけど」
そうなんですか。
「今はこの子が生まれたばかりなので、育児休暇をもらっているのですが…学院長先生から、今回の作戦指揮を取ってくれないかと、頼まれまして」
「…」
「見ての通り、作戦指揮を取っています」
…そんな。
店番頼まれたので、みたいなノリで。
まぁ良い。
アルデン人の二児の母が、作戦指揮を取ってるのはまぁ良い。
で、
「何でそれを屋上でやってるの?」
「一番よく戦場が見える位置ですから」
僕はもしかして、この人達とは違う星のもとに生まれたのだろうか。
もう、そうとしか思えなくなってきた。
「格好の的になってますけど」
「えぇ。でも、見ての通りなので」
シュニィと名乗った女性は、大剣振り回す夫を指差した。
屋上目掛けて飛んでくる攻撃の全てを、あの男が一人で切り裂いている。
で、それを見て喜ぶ娘。
に、おだてられて更にパワーアップする男。
の、妻は優雅に子守りをしながら、ついで感覚で作戦指揮。
…ある意味、ここが一番安全なんじゃないかと思った。
「こ、こんなところで…何やってるの…?」
「あら、あなたが令月さんですか?」
今気づいたんですか?僕の存在に。
「初めましてですね。私は、シュニィ・ルシェリート。見ての通り、二児の母です」
「あ、うん…」
「それから、そこで大剣を振り回してるのが、私の夫で、この子達の父親です」
「…」
っていう、会話の間にも。
ぴゅんぴゅん飛んでくる魔導砲を、全部真っ二つにしてるからな、あなたの夫。
それを歓声あげて見てるからな、あなたの娘。
大丈夫?お宅。
「ここで…何を、やってるの?」
「あ、申し遅れました。私、実は聖魔騎士団魔導部隊の大隊長をやっていまして」
はぁ。
「そこの夫が聖魔騎士団団長なんですけど」
そうなんですか。
「今はこの子が生まれたばかりなので、育児休暇をもらっているのですが…学院長先生から、今回の作戦指揮を取ってくれないかと、頼まれまして」
「…」
「見ての通り、作戦指揮を取っています」
…そんな。
店番頼まれたので、みたいなノリで。
まぁ良い。
アルデン人の二児の母が、作戦指揮を取ってるのはまぁ良い。
で、
「何でそれを屋上でやってるの?」
「一番よく戦場が見える位置ですから」
僕はもしかして、この人達とは違う星のもとに生まれたのだろうか。
もう、そうとしか思えなくなってきた。
「格好の的になってますけど」
「えぇ。でも、見ての通りなので」
シュニィと名乗った女性は、大剣振り回す夫を指差した。
屋上目掛けて飛んでくる攻撃の全てを、あの男が一人で切り裂いている。
で、それを見て喜ぶ娘。
に、おだてられて更にパワーアップする男。
の、妻は優雅に子守りをしながら、ついで感覚で作戦指揮。
…ある意味、ここが一番安全なんじゃないかと思った。


