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第三部3章 (39/39)
で、シルナはと言うと。
帰ってきたのは、生徒の下校時刻が過ぎ。
とっぷりと日が暮れた頃である。
迎えに行こうかという案も出たが、シルナは魔導師だし。
生徒でもないし、放っておけばいつか帰ってくるだろうとの判断で。
本当に放っておいてみた。
で、帰ってきたのが今。
「死ぬ…死ぬ…死ぬ…」
「おー…。お帰り」
「死んだよ。私はもう死んだ…」
地面の上に、大の字で寝そべるシルナ。
まぁ、お前にしては頑張った方だよ。
「そうか。遺言があるなら聞いてやるぞ」
「勝手に…殺さないで…」
今死んだって言ってたじゃん。
ともあれ、これでマラソン大会、終了である。
毎年やろうぜ、これ。
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