まず第一に。
「何で魔導適性もないのに、魔導学校に入れたんだよ!入学試験は!?」
あるはずだろ?何処の魔導学院でも。
実技試験が。
魔導教育法で、定められていることだろう。
国内全ての魔導学院は、入学試験で、魔導適性の有無を実技において確認する、って。
試験のときにその場で魔法が使えることを見せ、自分に魔導適性があることを示さなければならない。
その過程を踏まないと、魔導学院には入れないのだ。
だって、魔法使えないのに、魔導学院に入っても意味ないし。
まぁ、アトラスみたいに、交換留学的に入学するという特例はあるが。
「あぁ、試験のときは…こっそりライターを忍ばせて」
「…」
「炎魔法使った振りして、何とか誤魔化した」
「…馬鹿だ」
物凄く、常軌を逸した馬鹿だ。
そして、試験監督。
何処の魔導学院なのかは知らないが。
たかがライターで騙されてるんじゃねぇよ。
「一学期の実技試験は?」
「水風船を、制服の中に忍ばせて」
やっぱり馬鹿だ。
「だから二学期の実技試験は、こっそり小さなスピーカーを忍ばせて、音魔法を使ってるかのように見せようとしたんだけど…」
「…」
「スピーカーが、思いの外不調で、音出なかったんだよ」
「…」
「で、なんか色々バレて、退学になった」
「当たり前だ」
むしろ、二学期まで誤魔化しきったことを褒めてやりたいわ。
本物の馬鹿じゃないのか。
「す、凄いね君…」
見ろ。シルナまでもが、若干引いてる。
何が凄いって、白々しい顔して、そこまでしようとする度胸だよ。
何故その度胸を、別の方向に活かせなかったのか。
「そもそも、何でそこまでして魔導学院に入ったんだ?魔導適性がないなら、普通の中学校に入れば良かったじゃないか」
無理して魔導学院に入っても、自分だって辛いだけだろう。
周りは当たり前のように魔法を使ってるのに。
自分だけ毎回、内心ヒヤヒヤしながら、マジシャンみたいなことして誤魔化すなんて。
「いや、そうは問屋が卸さなくて」
「何処の問屋が卸さなかったんだ?」
「僕の家族が」
…家族…?
「何で魔導適性もないのに、魔導学校に入れたんだよ!入学試験は!?」
あるはずだろ?何処の魔導学院でも。
実技試験が。
魔導教育法で、定められていることだろう。
国内全ての魔導学院は、入学試験で、魔導適性の有無を実技において確認する、って。
試験のときにその場で魔法が使えることを見せ、自分に魔導適性があることを示さなければならない。
その過程を踏まないと、魔導学院には入れないのだ。
だって、魔法使えないのに、魔導学院に入っても意味ないし。
まぁ、アトラスみたいに、交換留学的に入学するという特例はあるが。
「あぁ、試験のときは…こっそりライターを忍ばせて」
「…」
「炎魔法使った振りして、何とか誤魔化した」
「…馬鹿だ」
物凄く、常軌を逸した馬鹿だ。
そして、試験監督。
何処の魔導学院なのかは知らないが。
たかがライターで騙されてるんじゃねぇよ。
「一学期の実技試験は?」
「水風船を、制服の中に忍ばせて」
やっぱり馬鹿だ。
「だから二学期の実技試験は、こっそり小さなスピーカーを忍ばせて、音魔法を使ってるかのように見せようとしたんだけど…」
「…」
「スピーカーが、思いの外不調で、音出なかったんだよ」
「…」
「で、なんか色々バレて、退学になった」
「当たり前だ」
むしろ、二学期まで誤魔化しきったことを褒めてやりたいわ。
本物の馬鹿じゃないのか。
「す、凄いね君…」
見ろ。シルナまでもが、若干引いてる。
何が凄いって、白々しい顔して、そこまでしようとする度胸だよ。
何故その度胸を、別の方向に活かせなかったのか。
「そもそも、何でそこまでして魔導学院に入ったんだ?魔導適性がないなら、普通の中学校に入れば良かったじゃないか」
無理して魔導学院に入っても、自分だって辛いだけだろう。
周りは当たり前のように魔法を使ってるのに。
自分だけ毎回、内心ヒヤヒヤしながら、マジシャンみたいなことして誤魔化すなんて。
「いや、そうは問屋が卸さなくて」
「何処の問屋が卸さなかったんだ?」
「僕の家族が」
…家族…?


