僕は、ずっと死にたかった。
不死身の呪縛から逃れたかった。
永遠の孤独から解放されたかった。
その為に『カタストロフィ』と手を組んだ。
結局、それは僕が一方的に利用されるだけで終わったけど。
あんたに、神殺しの魔法が使えるなら、話は違う。
再びヴァルシーナについて、ヴァルシーナの味方をして。
そうすれば、「ご褒美」として、神殺しの魔法で僕を殺してくれる。
「…でも、あなた最初に僕を勧誘したときも、似たようなこと言ってませんでした?」
自分に味方し、イーニシュフェルト魔導学院にスパイとして潜入し。
無事ベリクリーデと羽久・グラスフィアを拉致し。
シルナ・エインリーを引き摺り出したら。
シルナ・エインリーに殺してもらえるよ、って。
そんな理由で、僕を釣ったじゃないか。
結局、それは道化で終わった。
そしてまた、同じように勧誘を受けている。
「僕、あなたに一度騙されてるんですけど」
「…」
「今度もまた騙されるんじゃないかって疑うのは、当然じゃありません?」
そもそもさ。
裏切った相手が、「今度は裏切らないからもう一回組もうよ」って言われて。
「うん分かった信じるよ!」って言う奴、いる?
本物のノータリンじゃん。
「そう思うなら、私の心を覗け」
「…」
「今度はお前を殺してやる。全て終わった暁には、お前を殺し、お前の願いを叶えてやる」
…この人。
…本気で、言ってる。
心読むの面倒だからやめようと思ったけど。
覗いてみたら、今度は嘘じゃない。
ベリクリーデ、ってかベリクリーデの中にいる神様をを取り戻し。
二十音・グラスフィアの中にいる神様を殺し。
裏切り者のシルナ・エインリーも始末したら。
何もかも終わって、世界を「あるべき世界」に戻したら。
その手伝いをして、協力して、手を貸せば。
全てが終わったとき、彼女は本気で、僕を殺してくれる。
「…成程…」
それはそれは…。
なんとも魅力的な餌じゃないか。
シルナ学院長とは違って、ヴァルシーナは僕に、「生きて」とは言わない。
死にたきゃ死ねば良い。必要なら手を貸してやる、と。平気でそう言える女だ。
ヴァルシーナなら、僕を…僕達を殺してくれる。
僕の願い。
長年、狂いそうになりながら、ってかもう本気で狂いながら、死に場所を求めてさまよっていた。
でも、もうさまよわなくて良い。
ヴァルシーナについていけば、僕は僕の夢を叶えることが出来る。
終末という、夢を。
それは…とても魅力的だね。
「…そうですか」
「興味が湧いたか?」
「そりゃあもう…」
興味なんて、あり過ぎてびっくりするよ。
不死身の呪縛から逃れたかった。
永遠の孤独から解放されたかった。
その為に『カタストロフィ』と手を組んだ。
結局、それは僕が一方的に利用されるだけで終わったけど。
あんたに、神殺しの魔法が使えるなら、話は違う。
再びヴァルシーナについて、ヴァルシーナの味方をして。
そうすれば、「ご褒美」として、神殺しの魔法で僕を殺してくれる。
「…でも、あなた最初に僕を勧誘したときも、似たようなこと言ってませんでした?」
自分に味方し、イーニシュフェルト魔導学院にスパイとして潜入し。
無事ベリクリーデと羽久・グラスフィアを拉致し。
シルナ・エインリーを引き摺り出したら。
シルナ・エインリーに殺してもらえるよ、って。
そんな理由で、僕を釣ったじゃないか。
結局、それは道化で終わった。
そしてまた、同じように勧誘を受けている。
「僕、あなたに一度騙されてるんですけど」
「…」
「今度もまた騙されるんじゃないかって疑うのは、当然じゃありません?」
そもそもさ。
裏切った相手が、「今度は裏切らないからもう一回組もうよ」って言われて。
「うん分かった信じるよ!」って言う奴、いる?
本物のノータリンじゃん。
「そう思うなら、私の心を覗け」
「…」
「今度はお前を殺してやる。全て終わった暁には、お前を殺し、お前の願いを叶えてやる」
…この人。
…本気で、言ってる。
心読むの面倒だからやめようと思ったけど。
覗いてみたら、今度は嘘じゃない。
ベリクリーデ、ってかベリクリーデの中にいる神様をを取り戻し。
二十音・グラスフィアの中にいる神様を殺し。
裏切り者のシルナ・エインリーも始末したら。
何もかも終わって、世界を「あるべき世界」に戻したら。
その手伝いをして、協力して、手を貸せば。
全てが終わったとき、彼女は本気で、僕を殺してくれる。
「…成程…」
それはそれは…。
なんとも魅力的な餌じゃないか。
シルナ学院長とは違って、ヴァルシーナは僕に、「生きて」とは言わない。
死にたきゃ死ねば良い。必要なら手を貸してやる、と。平気でそう言える女だ。
ヴァルシーナなら、僕を…僕達を殺してくれる。
僕の願い。
長年、狂いそうになりながら、ってかもう本気で狂いながら、死に場所を求めてさまよっていた。
でも、もうさまよわなくて良い。
ヴァルシーナについていけば、僕は僕の夢を叶えることが出来る。
終末という、夢を。
それは…とても魅力的だね。
「…そうですか」
「興味が湧いたか?」
「そりゃあもう…」
興味なんて、あり過ぎてびっくりするよ。


