神殺しのクロノスタシス2

「どうします?今相談者が来たとしても、僕達、何も相談に乗ってあげられませんよ」

確かに。

冷やし中華始めましたって看板出したのに、メニューに冷やし中華が載ってないみたいになってる。

本当に始めたのか?

「い、今のは例えが悪かったんだよ。きっと皆、他に色々悩みがあるよ」

と、シルナ。

「例えば、どんな悩みですか?」

「そうだな…。羽久、皆どんなことに悩んでると思う?」

「うーん…」

学生の悩み…か。

そうだな…。思春期ならではの悩みと言えば…。

やっぱり…友人との交遊関係?

「友達が出来ないんです。どうしたら良いですか」

これでどうだ。

「あー、ボッチで悩んでるんですね。まぁ良いじゃないですかボッチでも。ウサギじゃないんだから、ボッチでも死にはしませんよ。まぁウサギが孤独死するってアレ、ガセネタらしいですけど」

ナジュ、あのな。

言いたいことは分かるし、実際そう答えるのが正解なんだろうけど。

言い方に問題があり過ぎる。

ボッチを気にしてるのに、ボッチ連呼やめろ。

「イレースなら何て答える?」

「学校は友達を作る為ではなく、勉強をする為にあるんです。気にせず勉学に励むべきです」

お前は強いな。

逞しいその精神で、これからも生きてくれ。

「シルナは?」

「じゃあ私が友達になってあげる!」

「願い下げだ」

「酷い!」

いくら友達がいないからって、何が嬉しくて中年のおっさんと友達にならにゃならんのだ。

願い下げだ。

それならまだ、ボッチ生活した方がマシってもんだ。