今のご時世、小学校でも、魔導科を置いてある学校は、少なからずある。
それだけ、魔導師の需要が高まっているということなのだが。
幼い頃から、魔導適性のある子供は、魔導科のある小学校に入学する。
ユーマ君も、その中の一人だったのだろう。
で、そこで優秀な成績を取り続けた。
合宿だのセミナーだのにも参加して、そこでも優秀だと太鼓判を押され。
ついには、あの天下のイーニシュフェルト魔導学院にまで合格した。
なんと華々しい。
うちの自慢の息子!と思うのも無理はない。
けれども。
こちらとしては、それが何か?としか言えないのだ。
「それが何か?」
ほら。イレースが言っちゃったよ。
それを聞いて、またユーマ母の怒りゲージがランクアップした。
何処まで上がるんだろう、あのゲージ。
際限なく上がり続けるのだろうか。
そうだとしたら、こちらもお手上げだ。
「ラミッドフルスでもイーニシュフェルトでも、全国から優秀な生徒が集まることに変わりはありません」
「そうよ、うちの子は優秀なのよ!だから…」
「ですが、それは『今までの』話でしょう?」
「…何ですって?」
ヒートアップ待ったなしの状況に、おろおろするシルナ。
落ち着け。
イレースも落ち着け。
ナジュはこっそり王室御用達のお菓子を食べるのをやめろ。
こっちは修羅場なんだぞ。
「イーニシュフェルト魔導学院には、あなたの息子さんと同じ…いえ、それ以上に優秀な生徒の集まりです」
うん。
「今までの、小学校のときの成績なんて、うちに入学した時点で、最早何の価値もありません」
うん。
そうなんだけど、はっきり言い過ぎ。
また燃えてるよ。怒りゲージがメラメラと。
「なっ…な…」
「お宅の息子さんは、今までの学校では優秀だったかもしれませんが、イーニシュフェルト魔導学院では、別段大したこともない、普通の生徒の一人なんです」
…あーあ。
イレース、お前容赦ないにもほどがある。
そしてナジュ。お前よくこの状況で菓子食ってられるな。
ちょっと残しておいてやれよ。それ、シルナの秘蔵の菓子なんだから。
それだけ、魔導師の需要が高まっているということなのだが。
幼い頃から、魔導適性のある子供は、魔導科のある小学校に入学する。
ユーマ君も、その中の一人だったのだろう。
で、そこで優秀な成績を取り続けた。
合宿だのセミナーだのにも参加して、そこでも優秀だと太鼓判を押され。
ついには、あの天下のイーニシュフェルト魔導学院にまで合格した。
なんと華々しい。
うちの自慢の息子!と思うのも無理はない。
けれども。
こちらとしては、それが何か?としか言えないのだ。
「それが何か?」
ほら。イレースが言っちゃったよ。
それを聞いて、またユーマ母の怒りゲージがランクアップした。
何処まで上がるんだろう、あのゲージ。
際限なく上がり続けるのだろうか。
そうだとしたら、こちらもお手上げだ。
「ラミッドフルスでもイーニシュフェルトでも、全国から優秀な生徒が集まることに変わりはありません」
「そうよ、うちの子は優秀なのよ!だから…」
「ですが、それは『今までの』話でしょう?」
「…何ですって?」
ヒートアップ待ったなしの状況に、おろおろするシルナ。
落ち着け。
イレースも落ち着け。
ナジュはこっそり王室御用達のお菓子を食べるのをやめろ。
こっちは修羅場なんだぞ。
「イーニシュフェルト魔導学院には、あなたの息子さんと同じ…いえ、それ以上に優秀な生徒の集まりです」
うん。
「今までの、小学校のときの成績なんて、うちに入学した時点で、最早何の価値もありません」
うん。
そうなんだけど、はっきり言い過ぎ。
また燃えてるよ。怒りゲージがメラメラと。
「なっ…な…」
「お宅の息子さんは、今までの学校では優秀だったかもしれませんが、イーニシュフェルト魔導学院では、別段大したこともない、普通の生徒の一人なんです」
…あーあ。
イレース、お前容赦ないにもほどがある。
そしてナジュ。お前よくこの状況で菓子食ってられるな。
ちょっと残しておいてやれよ。それ、シルナの秘蔵の菓子なんだから。


