神殺しのクロノスタシス2

さて、まずは一年生の遠足の日。





シルナは、朝からウッキウキだった。

「ふっふふ~♪遠足遠足~♪」

「…」

「ららら動物園~♪えっんっそっく~♪」

「…」

「…猿の厩舎に、置き去りにします?この学院長」

「奇遇だなナジュ…。俺も今、同じこと考えてたよ」

こいつ、動物園行ってさ、猿の厩舎に置いていこうぜ。

多分違和感ないから。

「つい先日まで、『スイーツバイキング行きたかったなぁ~』なんて未練がましく言ってましたけど、あれはもう良いんでしょうか」

「それはそれで良いんだろ」

シルナにとって、本当は行く場所なんて何処でも良いのだ。

生徒達と一緒に遊びに行ける。

これだけで嬉しいんだろう。

「ふーん…。幸せな人ですね」

「…言うな…」

まぁ、今のシルナには聞こえてないだろうけどな。