「では、次に四年生の遠足ですが…。何か、意見のある人は?」
「はい!」
真っ先に手を上げるシルナ。
「何です」
「これ!この『秋のスイーツバイキング』フェア!」
見てみろ。
イレースの、この白い目。
またお前の趣味かよ…もういっそ黙ってろよ…と言わんばかり。
「ただ今のイレースさんは、『もういっそ黙っててくれないかな…』と考えてますよ」
ナジュが通訳。
シルナ、ガーンと意気消沈。
本当にそう思っていたとは。
俺も、読心魔法使えるんじゃね?
しかし、シルナは負けていなかった。
「でもねほら、このスイーツバイキング、この間知り合いに割引券もらったから、皆で行ったら10%割引してもらえるんだよ」
お、シルナが切り札を出してきたな。
割引という言葉に、イレースの目がきらり、と輝いた。
思いの外行けそう。
しかし。
「そういえば僕、この間新聞部の取材に応じたお礼ってことで、こんなのもらったんですけど」
ナジュが、とんでもない最終兵器を取り出した。
『紅葉見ながら露天風呂を満喫!貸切20名から30%OFF』
という、魔法のチケットを。
お前、割とヤバいもの持ってるんだな。
感心したよ。
ってか、多分わざとだ。性格悪いし。
「はい!」
真っ先に手を上げるシルナ。
「何です」
「これ!この『秋のスイーツバイキング』フェア!」
見てみろ。
イレースの、この白い目。
またお前の趣味かよ…もういっそ黙ってろよ…と言わんばかり。
「ただ今のイレースさんは、『もういっそ黙っててくれないかな…』と考えてますよ」
ナジュが通訳。
シルナ、ガーンと意気消沈。
本当にそう思っていたとは。
俺も、読心魔法使えるんじゃね?
しかし、シルナは負けていなかった。
「でもねほら、このスイーツバイキング、この間知り合いに割引券もらったから、皆で行ったら10%割引してもらえるんだよ」
お、シルナが切り札を出してきたな。
割引という言葉に、イレースの目がきらり、と輝いた。
思いの外行けそう。
しかし。
「そういえば僕、この間新聞部の取材に応じたお礼ってことで、こんなのもらったんですけど」
ナジュが、とんでもない最終兵器を取り出した。
『紅葉見ながら露天風呂を満喫!貸切20名から30%OFF』
という、魔法のチケットを。
お前、割とヤバいもの持ってるんだな。
感心したよ。
ってか、多分わざとだ。性格悪いし。


