…さて、二人きりになったは良いものの。
何から話せば良いのやら。
…ただ、僕の言うべきことは決まっている。
「…僕、謝りませんよ」
「…」
嫌な奴だな、って思われただろうか。
でも、僕は謝るつもりはない。
無駄だからだ。
「僕は自分のやったことに、後悔はしていません。何度同じ選択を迫られても、同じことをしたと思います」
あの頃の僕は…ってか、今もだけど。
追い詰められてた。ただ、自分の死に場所が欲しかった。
死ぬ為なら、死んでも良いくらいの気持ちだった。
僕を殺してくれる人が欲しかった。
「僕は、あの村であなたに会うまでの間も、各地で似たようなことを繰り返してました」
天音さんの村だけが、特別だった訳じゃない。
あれくらいのことは、もう数えられないくらいやってきた。
僕にとっては、珍しいことでもなければ、罪悪感を感じることでもなかった。
それで殺された大勢の人々は、今も僕を恨んでいるのだろう。
今目の前にいる、この人も。
「反省もしていないのに、謝ったところで、それは口先だけの詭弁ですから」
そんな意味のない謝罪は、天音さんも聞きたくないだろう。
だから、僕は謝らない。
悪いことをしたとは思ってる。
でも、それに対する後悔はない。
その上で、「この人でなし」と天音さんに殴られようと。
「村人の墓の前で土下座してこい」と怒鳴られようと。
甘んじて受け入れるが、でもそれは所詮…茶番でしかない。
今だって、僕を殺してくれそうな魔導師が何処かにいると聞けば、探してみたくなる。
そんな衝動に駆られることがある。
だから…。
「…謝って欲しいとは、思ってない」
天音さんが、長い沈黙を破った。
何から話せば良いのやら。
…ただ、僕の言うべきことは決まっている。
「…僕、謝りませんよ」
「…」
嫌な奴だな、って思われただろうか。
でも、僕は謝るつもりはない。
無駄だからだ。
「僕は自分のやったことに、後悔はしていません。何度同じ選択を迫られても、同じことをしたと思います」
あの頃の僕は…ってか、今もだけど。
追い詰められてた。ただ、自分の死に場所が欲しかった。
死ぬ為なら、死んでも良いくらいの気持ちだった。
僕を殺してくれる人が欲しかった。
「僕は、あの村であなたに会うまでの間も、各地で似たようなことを繰り返してました」
天音さんの村だけが、特別だった訳じゃない。
あれくらいのことは、もう数えられないくらいやってきた。
僕にとっては、珍しいことでもなければ、罪悪感を感じることでもなかった。
それで殺された大勢の人々は、今も僕を恨んでいるのだろう。
今目の前にいる、この人も。
「反省もしていないのに、謝ったところで、それは口先だけの詭弁ですから」
そんな意味のない謝罪は、天音さんも聞きたくないだろう。
だから、僕は謝らない。
悪いことをしたとは思ってる。
でも、それに対する後悔はない。
その上で、「この人でなし」と天音さんに殴られようと。
「村人の墓の前で土下座してこい」と怒鳴られようと。
甘んじて受け入れるが、でもそれは所詮…茶番でしかない。
今だって、僕を殺してくれそうな魔導師が何処かにいると聞けば、探してみたくなる。
そんな衝動に駆られることがある。
だから…。
「…謝って欲しいとは、思ってない」
天音さんが、長い沈黙を破った。


