「あ、学院長じゃないですか。どうしたんですかこんなところで」
「それはこっちの台詞だよ!どろぼー!このどろぼー!生徒どろぼー!」
言い掛かりも甚だしい。
生徒泥棒って。
そもそも生徒達は、別にお前のものじゃないから。
生徒の見てる前で、教師同士の喧嘩なんて恥ずかしいから、やめて欲しいのだが。
ナジュには、傍迷惑な能力が備わっているので。
「あぁ済みません学院長。あなたがいない間に、僕、生徒から超絶人気のカリスマ教師になってしまいました」
「~っ!!」
…読んだな、ナジュ。
お前今、シルナの心読んで、わざと煽ったろ。
妄りに人の心読むのやめなさいって言ってるのに、あいつ本当…救いようがないな。
しかし、彼が生徒に人気なのも無理はない。
「ナジュ先生、私どうしてもこの複合魔法が上手く出来なくて…」
おずおずとナジュに話しかける、女子生徒。
「はい?…うん、あなた、二つ目の術式展開がちょっと早いんですよ。もう少し遅くて良いです」
「わ、分かりました。やってみます」
改めて、ナジュの助言通りに、魔導人形相手に、炎と雷の複合魔法を放つ生徒。
今度は成功。
「やった…!出来た…!」
「おめでとうございます」
「ナジュ先生、ありがとうございます!」
女子生徒は嬉しそうにはしゃぎながら、ナジュに頭を下げる。
「いえいえどういたしまして」
「ナジュ先生!次は私に教えてください」
「私も、私も教えてください」
我も我もと、生徒達がナジュを取り囲む。
「はいはい、並んで並んで~。順番に見ますよー」
ナジュ、大人気。
一方のシルナ。
…顔面蒼白。
これで、生徒が学院長室に遊びに来なくなった理由が分かったな。
ナジュに、人気全部吸い取られてるんだ。
「それはこっちの台詞だよ!どろぼー!このどろぼー!生徒どろぼー!」
言い掛かりも甚だしい。
生徒泥棒って。
そもそも生徒達は、別にお前のものじゃないから。
生徒の見てる前で、教師同士の喧嘩なんて恥ずかしいから、やめて欲しいのだが。
ナジュには、傍迷惑な能力が備わっているので。
「あぁ済みません学院長。あなたがいない間に、僕、生徒から超絶人気のカリスマ教師になってしまいました」
「~っ!!」
…読んだな、ナジュ。
お前今、シルナの心読んで、わざと煽ったろ。
妄りに人の心読むのやめなさいって言ってるのに、あいつ本当…救いようがないな。
しかし、彼が生徒に人気なのも無理はない。
「ナジュ先生、私どうしてもこの複合魔法が上手く出来なくて…」
おずおずとナジュに話しかける、女子生徒。
「はい?…うん、あなた、二つ目の術式展開がちょっと早いんですよ。もう少し遅くて良いです」
「わ、分かりました。やってみます」
改めて、ナジュの助言通りに、魔導人形相手に、炎と雷の複合魔法を放つ生徒。
今度は成功。
「やった…!出来た…!」
「おめでとうございます」
「ナジュ先生、ありがとうございます!」
女子生徒は嬉しそうにはしゃぎながら、ナジュに頭を下げる。
「いえいえどういたしまして」
「ナジュ先生!次は私に教えてください」
「私も、私も教えてください」
我も我もと、生徒達がナジュを取り囲む。
「はいはい、並んで並んで~。順番に見ますよー」
ナジュ、大人気。
一方のシルナ。
…顔面蒼白。
これで、生徒が学院長室に遊びに来なくなった理由が分かったな。
ナジュに、人気全部吸い取られてるんだ。


