先程、フユリ・スイレン女王から直々に下された判決だ。
普通なら、ナジュに救いはない。
彼の犯した罪の重さを思えば、死刑は当然。
しかしナジュの場合、死刑には出来ない。
死なないからだ。
ならば、考えられる判決は?
永遠の禁固刑か?
それとも、永遠に強制労働に従事させるか?
はたまた、不老不死の身体を生かして、人体実験の材料になってもらうか?
どれも自分には相応しいと、ナジュは覚悟しているような顔をしてるが。
残念ながら、どれも間違いだ。
「君に下された判決、聞きたい?」
「教えてくれるなら、是非」
「聞かなくても、私の心を読めば分かるんじゃない?」
読心魔法の使い手だからな。
いちいち口にしなくても、相手が何を考えてるかは分かる。
しかし。
「無粋ですね…。僕だって、会う人見る人全員の心を読んでる訳じゃありませんよ」
そりゃ良かった。
心の中覗かれて、嬉しい奴なんていないからな。
迂闊に、シルナの秘蔵お菓子の隠し場所も考えられん。
「学院長室の引き出し三番目の隅にある箱でしょ?秘蔵のお菓子」
ちゃっかり心読んでるんじゃないか。
「私のお菓子の隠し場所は良いから!それより!君の!判決!」
「はいはい」
秘蔵のお菓子隠し場を知られていたことに、若干恥ずかしそうなシルナである。
お前の菓子の隠し場所くらい、知らない俺であるもんか。
「何ですか?何でも良いですよ」
「うん。君はこれから、ある場所に来てもらうことになる」
「ほう。何処でしょう。実験台の上ですか?」
「外れ。イーニシュフェルト魔導学院です」
「…あ?」
ナジュが、初めて怪訝な顔をした。
普通なら、ナジュに救いはない。
彼の犯した罪の重さを思えば、死刑は当然。
しかしナジュの場合、死刑には出来ない。
死なないからだ。
ならば、考えられる判決は?
永遠の禁固刑か?
それとも、永遠に強制労働に従事させるか?
はたまた、不老不死の身体を生かして、人体実験の材料になってもらうか?
どれも自分には相応しいと、ナジュは覚悟しているような顔をしてるが。
残念ながら、どれも間違いだ。
「君に下された判決、聞きたい?」
「教えてくれるなら、是非」
「聞かなくても、私の心を読めば分かるんじゃない?」
読心魔法の使い手だからな。
いちいち口にしなくても、相手が何を考えてるかは分かる。
しかし。
「無粋ですね…。僕だって、会う人見る人全員の心を読んでる訳じゃありませんよ」
そりゃ良かった。
心の中覗かれて、嬉しい奴なんていないからな。
迂闊に、シルナの秘蔵お菓子の隠し場所も考えられん。
「学院長室の引き出し三番目の隅にある箱でしょ?秘蔵のお菓子」
ちゃっかり心読んでるんじゃないか。
「私のお菓子の隠し場所は良いから!それより!君の!判決!」
「はいはい」
秘蔵のお菓子隠し場を知られていたことに、若干恥ずかしそうなシルナである。
お前の菓子の隠し場所くらい、知らない俺であるもんか。
「何ですか?何でも良いですよ」
「うん。君はこれから、ある場所に来てもらうことになる」
「ほう。何処でしょう。実験台の上ですか?」
「外れ。イーニシュフェルト魔導学院です」
「…あ?」
ナジュが、初めて怪訝な顔をした。


