その次に、僕はイレースさんに無理を言って、学生寮の中に入れてもらった。
ここも懐かしくて、つい感傷に浸ってしまいそうになるが。
今は、それどころじゃないな。
「ナジュ・アンブローシアが使っていた部屋は…?」
「こちらです」
イレースさんが、その部屋まで案内してくれた。
僕が使っていた部屋とは、また別だな。
「入っても?」
「良いですよ、どうぞ」
「でも、ルームメイトが…」
いるんじゃないのか?
イーニシュフェルト魔導学院の学生寮は、二人で一部屋だったはずだが。
「その生徒は、今実家に返しています。酷く…落ち込んでいるようだったので」
「…」
イレースさんも、さすがに言いにくそうだった。
…無理もないよな。
ルームメイトに杖を向けられて…人質にされたんだから。
お陰で、この部屋は無人…。
勝手に入らせてもらいます。ごめんなさい。
心の中で謝罪して、僕はその部屋に足を踏み入れた。
ここも懐かしくて、つい感傷に浸ってしまいそうになるが。
今は、それどころじゃないな。
「ナジュ・アンブローシアが使っていた部屋は…?」
「こちらです」
イレースさんが、その部屋まで案内してくれた。
僕が使っていた部屋とは、また別だな。
「入っても?」
「良いですよ、どうぞ」
「でも、ルームメイトが…」
いるんじゃないのか?
イーニシュフェルト魔導学院の学生寮は、二人で一部屋だったはずだが。
「その生徒は、今実家に返しています。酷く…落ち込んでいるようだったので」
「…」
イレースさんも、さすがに言いにくそうだった。
…無理もないよな。
ルームメイトに杖を向けられて…人質にされたんだから。
お陰で、この部屋は無人…。
勝手に入らせてもらいます。ごめんなさい。
心の中で謝罪して、僕はその部屋に足を踏み入れた。


