「全て貴様の責任ではないか…!」
「お前が計画を台無しにしたんだ。お前が責任を取れ!」
「…」
さっきから、こいつら。
責任押し付けたがり連中め。
言わせておけば。
「…あなた達、何か勘違いしてません?」
「何…?」
何じゃないよ。
何はこっちの台詞だ。
こいつら、散々揚げ足取りみたいに僕を責めるけどさ。
「僕は、『カタストロフィ』のメンバーに入ったつもりはありませんよ。僕達、いつから仲良しグループになったんですか?」
「…!」
青天の霹靂、みたいな顔してんじゃないよ。
僕があんたらの計画とやらに、命捧げてるとでも思ってるのか。
とんでもない。
「そんなに僕が目障りなら、協力するのやめても良いんですよ。いつでも構いませんよ、僕は。責任取って、クビにでもしますか?」
「…お前…」
「僕はあなた方の計画なんて、ハナからどうでも良い。ただ利害が一致してるから、協力してあげてるだけです」
僕は、こいつらのことを自分の仲間だとは思ってない。
これっぽっちも思ってない。
こいつらの崇拝や信仰など、糞ほどもどうでも良いのだ。
ただ、僕の目的の過程において、協力すればメリットがあると判断したから、共に行動しているだけで。
こちとら、慈善事業やってるんじゃないんだよ。
そんなに僕が気に入らないなら、今すぐ僕はここを出ていっても良い。
それであんたらの計画が成功しようと、失敗しようと、それは僕の知ったことではない。
まぁ、計画が成功してくれた方が、僕にとっては都合が良いのは事実だ。
だからこそ、共に行動しているだけで。
僕は、こいつらのお仲間になったつもりはない。
「大体、あなた達何もしてないじゃないですか。僕に全部押し付けて」
「…!何を…」
「『禁忌の黒魔導書』を盗み出す手助けをしたのは誰です?あのシルナ・エインリーの観察眼をすり抜けて、学生を演じながら情報収集してる間、あなた達、何かやりました?」
この際だから、はっきり言ってやろう。
それで袂を分かつと言うなら、別に構わない。
「僕がいないで、計画を達成出来るつもりなんですか?」
「…!貴様…!」
パーシヴァルが、僕の胸ぐらを掴まんばかりに立ち上がった。
お、何だやる気じゃないか。
受けて立ってやろうか?
この僕に勝てると思っているのなら。
しかし。
「…やめろ。お前達」
この場でただ一人冷静だった、『カタストロフィ』のリーダー。
ヴァルシーナが、静かに…そして、威圧的に口を開いた。
「お前が計画を台無しにしたんだ。お前が責任を取れ!」
「…」
さっきから、こいつら。
責任押し付けたがり連中め。
言わせておけば。
「…あなた達、何か勘違いしてません?」
「何…?」
何じゃないよ。
何はこっちの台詞だ。
こいつら、散々揚げ足取りみたいに僕を責めるけどさ。
「僕は、『カタストロフィ』のメンバーに入ったつもりはありませんよ。僕達、いつから仲良しグループになったんですか?」
「…!」
青天の霹靂、みたいな顔してんじゃないよ。
僕があんたらの計画とやらに、命捧げてるとでも思ってるのか。
とんでもない。
「そんなに僕が目障りなら、協力するのやめても良いんですよ。いつでも構いませんよ、僕は。責任取って、クビにでもしますか?」
「…お前…」
「僕はあなた方の計画なんて、ハナからどうでも良い。ただ利害が一致してるから、協力してあげてるだけです」
僕は、こいつらのことを自分の仲間だとは思ってない。
これっぽっちも思ってない。
こいつらの崇拝や信仰など、糞ほどもどうでも良いのだ。
ただ、僕の目的の過程において、協力すればメリットがあると判断したから、共に行動しているだけで。
こちとら、慈善事業やってるんじゃないんだよ。
そんなに僕が気に入らないなら、今すぐ僕はここを出ていっても良い。
それであんたらの計画が成功しようと、失敗しようと、それは僕の知ったことではない。
まぁ、計画が成功してくれた方が、僕にとっては都合が良いのは事実だ。
だからこそ、共に行動しているだけで。
僕は、こいつらのお仲間になったつもりはない。
「大体、あなた達何もしてないじゃないですか。僕に全部押し付けて」
「…!何を…」
「『禁忌の黒魔導書』を盗み出す手助けをしたのは誰です?あのシルナ・エインリーの観察眼をすり抜けて、学生を演じながら情報収集してる間、あなた達、何かやりました?」
この際だから、はっきり言ってやろう。
それで袂を分かつと言うなら、別に構わない。
「僕がいないで、計画を達成出来るつもりなんですか?」
「…!貴様…!」
パーシヴァルが、僕の胸ぐらを掴まんばかりに立ち上がった。
お、何だやる気じゃないか。
受けて立ってやろうか?
この僕に勝てると思っているのなら。
しかし。
「…やめろ。お前達」
この場でただ一人冷静だった、『カタストロフィ』のリーダー。
ヴァルシーナが、静かに…そして、威圧的に口を開いた。


