「何だよ。うるさいなハゲたおっさん」
「無効!無効だよそんなの!私ハゲてないもん!」
見なさい。このふさふさ感。
異議アリだよ。
大体、何でこんなお題が紛れ込んでるの。
「審査員の俺がOK出してるんだから、OKなんだよ。分かったらスッこんでろハゲたおっさん」
「酷い…。羽久が酷い…」
私はこのとき、二つのショックに襲われていた。
一つ、ナジュ君に「ハゲたおじさん」だと思われていたこと。
もう一つは、羽久までそれを認めたことである。
酷くない?
ねぇ、酷くない?
あんまりだよ。
私の何処がハゲてるって言うのさ。
私はこのとき、あまりのショックで、全く気づいていなかった。
ナジュ君が、何かを探るような目で、私を見つめていたことに。
「無効!無効だよそんなの!私ハゲてないもん!」
見なさい。このふさふさ感。
異議アリだよ。
大体、何でこんなお題が紛れ込んでるの。
「審査員の俺がOK出してるんだから、OKなんだよ。分かったらスッこんでろハゲたおっさん」
「酷い…。羽久が酷い…」
私はこのとき、二つのショックに襲われていた。
一つ、ナジュ君に「ハゲたおじさん」だと思われていたこと。
もう一つは、羽久までそれを認めたことである。
酷くない?
ねぇ、酷くない?
あんまりだよ。
私の何処がハゲてるって言うのさ。
私はこのとき、あまりのショックで、全く気づいていなかった。
ナジュ君が、何かを探るような目で、私を見つめていたことに。


