障害物競争の後は。
「はぁ…。はぁ…。声、枯れてきた…」
「…」
大声出し過ぎて、喉を痛めてるらしい学院長。
あれだけ叫んでりゃ、そうなるのも当たり前だ。
そのまま静かにしておいてくれ。
で、次の競技だが。
今度は、叫ぶ必要はない。
各チームによる、応援合戦である。
チームごとに、踊りや歌で互いのチームにエールを送る。
そして、何度も言うように、イーニシュフェルトは魔導学院なので。
普通の学校のものより、ずっと派手である。
例えば。
「ほら、赤チーム出てきたぞ」
「あっ、本当だ」
全員赤いお揃いのシャツを着た生徒達が、わらわらとグラウンドに整列した。
その手には、杖が握られている。
そう、この応援合戦では、魔法の使用が許可されているのである。
と言うか。
いかにして、魔法で派手なことが出来るかを競っているようなものだ。
そして、今年の赤チームは。
「おぉ…!凄い!格好良い!」
シルナもびっくり。
赤チームは、一人ずつ炎魔法を使いながら、火の竜を作り。
グラウンドを走り回るその姿は、まるで本物の竜が生きているかのようだ。
よく考えるもんだなぁ。
観客席からも、感嘆の声が上がっていた。
これは格好良い。
派手だし。
早くも赤チームが大トリを決めてしまったか、と思われたが。
続く青チームも、負けてはいなかった。
「うわぁ…。綺麗だねぇ」
シルナもうっとり。
青チームが作ってみせたのは、要するに、巨大な噴水だ。
グラウンドの真ん中で、バラエティに富んだ様々なパターンの水のイリュージョンが繰り広げられた。
これまた派手だ。
しかも、めっちゃ綺麗。
チームメイトの統率が取れていないと出来ない芸当だ。
赤チームと青チームが、こんなに素晴らしいパフォーマンスをしてみせたのだ。
この後出てくる黄チームは気の毒だな、と思ったが。
これまた、黄チームも負けてはいない。
「わー!見て見て羽久!綺麗だよ!」
シルナ、大はしゃぎ。
小学生かな。
黄チームは、雷魔法と炎魔法を融合させ、お手製の花火を打ち上げた。
ただの花火じゃなくて、花や星や音符など、様々な形を描き出してみせた。
そこに、雷魔法で装飾を加えてある。
さすが、学生の考えることは斬新で、そして派手だ。
どのチームも、甲乙つけがたい。
「凄いねぇ、羽久。本当に凄いねぇ」
シルナ、感激の涙。
何故お前が泣く?
良かったね、生徒の皆。
学院長、泣くほど喜んでるよ。
「はぁ…。はぁ…。声、枯れてきた…」
「…」
大声出し過ぎて、喉を痛めてるらしい学院長。
あれだけ叫んでりゃ、そうなるのも当たり前だ。
そのまま静かにしておいてくれ。
で、次の競技だが。
今度は、叫ぶ必要はない。
各チームによる、応援合戦である。
チームごとに、踊りや歌で互いのチームにエールを送る。
そして、何度も言うように、イーニシュフェルトは魔導学院なので。
普通の学校のものより、ずっと派手である。
例えば。
「ほら、赤チーム出てきたぞ」
「あっ、本当だ」
全員赤いお揃いのシャツを着た生徒達が、わらわらとグラウンドに整列した。
その手には、杖が握られている。
そう、この応援合戦では、魔法の使用が許可されているのである。
と言うか。
いかにして、魔法で派手なことが出来るかを競っているようなものだ。
そして、今年の赤チームは。
「おぉ…!凄い!格好良い!」
シルナもびっくり。
赤チームは、一人ずつ炎魔法を使いながら、火の竜を作り。
グラウンドを走り回るその姿は、まるで本物の竜が生きているかのようだ。
よく考えるもんだなぁ。
観客席からも、感嘆の声が上がっていた。
これは格好良い。
派手だし。
早くも赤チームが大トリを決めてしまったか、と思われたが。
続く青チームも、負けてはいなかった。
「うわぁ…。綺麗だねぇ」
シルナもうっとり。
青チームが作ってみせたのは、要するに、巨大な噴水だ。
グラウンドの真ん中で、バラエティに富んだ様々なパターンの水のイリュージョンが繰り広げられた。
これまた派手だ。
しかも、めっちゃ綺麗。
チームメイトの統率が取れていないと出来ない芸当だ。
赤チームと青チームが、こんなに素晴らしいパフォーマンスをしてみせたのだ。
この後出てくる黄チームは気の毒だな、と思ったが。
これまた、黄チームも負けてはいない。
「わー!見て見て羽久!綺麗だよ!」
シルナ、大はしゃぎ。
小学生かな。
黄チームは、雷魔法と炎魔法を融合させ、お手製の花火を打ち上げた。
ただの花火じゃなくて、花や星や音符など、様々な形を描き出してみせた。
そこに、雷魔法で装飾を加えてある。
さすが、学生の考えることは斬新で、そして派手だ。
どのチームも、甲乙つけがたい。
「凄いねぇ、羽久。本当に凄いねぇ」
シルナ、感激の涙。
何故お前が泣く?
良かったね、生徒の皆。
学院長、泣くほど喜んでるよ。


