少年の身体から毒が抜け、彼は命を取り留めました。
目を覚まし、お母さん、と呼び掛ける息子の姿に、母親は泣きじゃくって息子を抱き締め。
そして、何度も何度も、僕に感謝の言葉を並べました。
僕はさすがに疲労困憊で、大丈夫ですよ、命が助かって良かったです、としか返せなかった。
死の蛇に噛まれた患者を、見事救ってみせた様に、村人も感動の涙を流しました。
是非お礼をさせてくれと懇願する母親に、僕は、早く家に帰って、少年を休ませるようにと言いました。
毒は抜けたとはいえ、まだ体力の消耗は回復していない。
数日間はくれぐれも安静に、もし体調に異変が見られたら、些細なことでもすぐ僕に見せに来るようにと。
母親は頷くと、少年を抱き上げ、何度も頭を下げながら、自分の村に帰っていきました。
隣村とはいえ、母子だけの旅は危険です。
村人のうち何人かの若者が付き添って、母子を村まで送り届けると言いました。
それなら、安心して任せられます。
僕は母子を彼らに託し、自分は村長の家にお邪魔になり、少し休ませてもらおうと思いました。
さすがの僕も、かなり疲れてしまったのです。
魔力は大して使っていませんが、三日間にも及ぶ緊迫した状況のせいで、精神的にキツかったから。
村長は、そんな僕の為に、熱いお茶と寝床を用意してくれました。
有り難くご厚意に甘え、僕はしばし休むことにしました。
しかし。
僕が寝床に入って、目を閉じ。
恐らく、30分もたっていなかったでしょう。
村人の甲高い悲鳴で、僕は目を覚ましました。
目を覚まし、お母さん、と呼び掛ける息子の姿に、母親は泣きじゃくって息子を抱き締め。
そして、何度も何度も、僕に感謝の言葉を並べました。
僕はさすがに疲労困憊で、大丈夫ですよ、命が助かって良かったです、としか返せなかった。
死の蛇に噛まれた患者を、見事救ってみせた様に、村人も感動の涙を流しました。
是非お礼をさせてくれと懇願する母親に、僕は、早く家に帰って、少年を休ませるようにと言いました。
毒は抜けたとはいえ、まだ体力の消耗は回復していない。
数日間はくれぐれも安静に、もし体調に異変が見られたら、些細なことでもすぐ僕に見せに来るようにと。
母親は頷くと、少年を抱き上げ、何度も頭を下げながら、自分の村に帰っていきました。
隣村とはいえ、母子だけの旅は危険です。
村人のうち何人かの若者が付き添って、母子を村まで送り届けると言いました。
それなら、安心して任せられます。
僕は母子を彼らに託し、自分は村長の家にお邪魔になり、少し休ませてもらおうと思いました。
さすがの僕も、かなり疲れてしまったのです。
魔力は大して使っていませんが、三日間にも及ぶ緊迫した状況のせいで、精神的にキツかったから。
村長は、そんな僕の為に、熱いお茶と寝床を用意してくれました。
有り難くご厚意に甘え、僕はしばし休むことにしました。
しかし。
僕が寝床に入って、目を閉じ。
恐らく、30分もたっていなかったでしょう。
村人の甲高い悲鳴で、僕は目を覚ましました。


