神殺しのクロノスタシス2

僕は、この村にいるのが居心地が良かった。

しばらくじゃなくて、何ならずっとここにいても良いかもな、なんて…ふと思うくらいに。

この平和で、優しい人々に囲まれて。

ずっとじゃなくても良い。

多くの魔力を持つ魔導師である僕は、人間より遥かに寿命が長い。

何なら、この村がいつか、時代の流れよって、自然に淘汰されてなくなるまで。

それまで、ここにいるのも…悪くないかもしれない。

僕は甘かった。

そんな僕の、甘い考えが…。





…あんな、悲劇を引き起こしたのだ。