では、次。
「えーと、何々…?『実技の授業をもっと増やして欲しいです』」
…あー…。
目安箱を設置する前から、度々生徒の口から聞かれる意見だ。
「んー…」
これには、シルナも即答出来ない。
「却下ですね。議論の余地なしです」
イレースなんて、一刀両断でバッサリ切り捨てた。
実技授業はなぁ…。
魔導学院に入った以上、座学なんて良いから、魔法使わせてくれよ、って。
そう思う気持ちは理解出来る。
この意見を投書したの、多分まだ低学年なんだろうな。
高学年になるにつれて、実技授業は多くなっていくから。
低学年の生徒も、実技の授業を受けたい、のは分かるんだが。
座学で魔導理論を極めてからでないと、実技に移行するのは危険だ。
その為、イーニシュフェルト魔導学院では、低学年にはあまり実技の授業を行わない。
「これなぁ…。どうしよう?高学年の実技の授業を見学する機会を与えるとか?」
「そんなことしたら、余計実技やりたくならないか?」
でもあまり締め付けて、生徒のやる気を削ぐのも…。
「こればかりは、きっぱり却下すべきです」
と、相変わらず容赦のないイレースである。
うーん…。
今回は…ってか今回も…イレースが正しいな。
設計図が分からないのに、家は建てられない。
それと同じこと。
まだ基礎を充分学んでいないのに、実技なんて行えば…どんな事故が起こるか、分かったものではない。
これには、シルナも。
「可哀想だけど…。これは、どうしようもしてあげられないね。今でも結構ギリギリだと思ってるし…」
「…だな」
生徒諸君、君達の心意気は高く買う。
しかし、高学年になるまでは、もう少し我慢して待っていてくれ。
「えーと、何々…?『実技の授業をもっと増やして欲しいです』」
…あー…。
目安箱を設置する前から、度々生徒の口から聞かれる意見だ。
「んー…」
これには、シルナも即答出来ない。
「却下ですね。議論の余地なしです」
イレースなんて、一刀両断でバッサリ切り捨てた。
実技授業はなぁ…。
魔導学院に入った以上、座学なんて良いから、魔法使わせてくれよ、って。
そう思う気持ちは理解出来る。
この意見を投書したの、多分まだ低学年なんだろうな。
高学年になるにつれて、実技授業は多くなっていくから。
低学年の生徒も、実技の授業を受けたい、のは分かるんだが。
座学で魔導理論を極めてからでないと、実技に移行するのは危険だ。
その為、イーニシュフェルト魔導学院では、低学年にはあまり実技の授業を行わない。
「これなぁ…。どうしよう?高学年の実技の授業を見学する機会を与えるとか?」
「そんなことしたら、余計実技やりたくならないか?」
でもあまり締め付けて、生徒のやる気を削ぐのも…。
「こればかりは、きっぱり却下すべきです」
と、相変わらず容赦のないイレースである。
うーん…。
今回は…ってか今回も…イレースが正しいな。
設計図が分からないのに、家は建てられない。
それと同じこと。
まだ基礎を充分学んでいないのに、実技なんて行えば…どんな事故が起こるか、分かったものではない。
これには、シルナも。
「可哀想だけど…。これは、どうしようもしてあげられないね。今でも結構ギリギリだと思ってるし…」
「…だな」
生徒諸君、君達の心意気は高く買う。
しかし、高学年になるまでは、もう少し我慢して待っていてくれ。


