偽りの世界

「おはよぉ」

「ん」

私は

いつも家族とこれしか会話しない。

したとこで

私の顔なんか見たくない親は

鬱陶しそうにするだけだから。

「いってきます」

私はドアの目の前で

小さな声でささやく。

誰に聞こえるわけでもない

しかし何処か期待した

そんなか細い声。

私はもう

何日繰り返しただろう・・・