偽りの世界



気づいたら頬にすじがあった。

トイレの鏡で

自分の情けない顔を見つめる。

「バカみたい・・・」

小さくつぶやいても

大きくつぶやいても

誰にも聴こえる事のない

私の心。

人はみな

嘘をついて生きているから

だから

こんな簡単に

切り捨てられる。

それは

私も同じだから―――