愛しい君へ


玲司さんは、どんなに帰りが遅かろうと、わたしを抱かない日はなかった。
わたしも段々麻痺してきてしまい、それが当たり前になっていた。

今夜も目を閉じて股を開き、大人しく玲司さんが満足してくれるのを待つ。

今日は玲司さんも疲れていたのか、いつもより早く終わらせてくれ眠りに就いていた。

わたしはパジャマに着替えると、玲司さんと同じ布団に入り、玲司さんに背を向けて横になった。

愛の感じない行為を毎日我慢して、夫の言う事だけをきく、、、
これが夫婦ってものなの?

わたしは自分の感情が段々と失われていっていくのを感じながら、気がつけば疲れて眠りに落ちていた。


次の日の朝、わたしはスマホのアラームで目を覚ましたが、身体が物凄く重く感じ、寝てないんじゃないかと思う程の眠気がわたしを襲った。

しかし、玲司さんが起きる前にコーヒーを淹れないと、、、

わたしは眠たい目を擦り、何とかベッドから下りた。
すると、身体がふらつき壁にぶつかってしまった。

目眩だ、、、完全に寝不足だなぁ。

そう思い、ふらつきながらもわたしは朝食の摂らない玲司さんにブラックコーヒーを淹れ、玲司さんを起こしに行った。