年下男子とクーデレな先輩




「先輩、なにしてるのー?」

…待っててって言ったのに。
部屋からリビングにきた朱里は私の背中にぎゅーぎゅーっとくっついてくる。腕を首に回されて、動きにくい。


距離が近い。
女慣れしている朱里にとっては何でもない距離なのか…?
こちらは免疫がない距離感に戸惑う。


「危ないから離れてて」
「はーい」


背中に朱里を感じながら料理するほど危険なものはないと思い、伝えると素直に離れてくれたが、


「先輩のご飯食べられるの?最高すぎ!」
「何か新婚夫婦みたいじゃない?」
「先輩と暮らしたらこんな感じなのかなー」


と終始テンションの高い朱里。
冷凍の焼き魚も焼いた方がいいかなと思いながら、いや面倒だからいいやと諦めた。

できたおにぎりとお味噌汁を朱里と食べて、勉強を再開した。
朱里は3日間ご飯食べてないかと思わす程「美味しい、美味しい」と食べていた。