年下男子とクーデレな先輩




「ーーっ。」

「ん?」
「笑った先輩可愛すぎて、、やばい、、。」


私でも分かるほど朱里の顔が赤くなるのが見えて、胸がキューッとした。


「はぁ〜〜〜。駄目だわ。先輩の前では俺、駄目駄目。」

「学校で立派な彼氏してくれてるんだから、別に2人の時くらい気抜いて大丈夫だよ。いつも守ってくれてありがとうね。」


言いたかった感謝の気持ちを伝えられて個人的には清々しい。


「それで、今日はそのお礼だから、ここは私に出させて。」

ショッピングモールでは“彼氏だから全部出したい”朱里と”先輩だからとお礼も兼ねて全部出したい”私の妥協点で割り勘と言うことになったが、ここのカフェは譲れない。


「嫌。デートは男が出すもの。俺、引かないよ?先輩が諦めて奢られときなよ。」
「私も譲れない。」

ここを出さないと私の気が許さない…。


「コーヒーチケットも貰った上に今日も出してもらうとか有り得ないから。私が誘ったんだから私が出すべき。」
「じゃあ、俺の事デートに誘ってくれたお礼って事で。」
「朱里が彼氏になってくれたお礼だから駄目。」
「カップルになる時にどっちかがどうでお礼とかないから。お互い納得して付き合ったんだから。」

…納得?

「女絡み切って犠牲払って私に付き合ってくれたの知ってる。」


朱里が最初にそう言ったんだ。