年下男子とクーデレな先輩




「いいえーーっ。前、一緒に帰った時あかね先輩、チラッと見てたから気になったのかなーとか思ってー」

「うん。コーヒー好きだから嬉しい。」


と言う彼女は、やっぱり真顔で本心で喜んでくれているかは分からない。

その後昼食を摂り、3人で話している時に邪魔が入った。


「は、はや…かわ先輩!お話したい事があって…!いいですか?」

1年か…告白かー…

「はい。」

真顔で立ち上がって男子生徒の後ろをついていく彼女。



「一言くらい釘刺したって、あかねは嫌がらないと思うけど?」

「呼び出しにはできる限り応えるようにしてるって前、あかね先輩が言っていたから、邪魔しないー。断るのも分かってるし。」


集団での呼び出しや、あからさまに雰囲気が悪そうであれば止めるけれど、そうでなければ彼女の意向を大事にしてあげたい。

「ふーん。あの、絶倫の雨宮が、随分大事に想ってるんだー」


ニヤニヤ笑いながら煽ってくるらいちゃん。
あかね先輩の事、紹介したのらいちゃんとるい君なのにー。


「変なあだ名辞めてよーらいちゃん、前までの話でしょ」
「前までねー」


自分の過去の行動からこの変なあだ名も仕方がないか…
彼女はどう思っているんだろうー…気になるが聞く気にはなれない