逃げた私を彼は掴んで離さない



「ユウリ、ここ教えて!」

「えー、どーしよっかなー」

「そういうのいいから 笑笑」


「ここは〜」

席をくっつけて、横に並んで喋ったり、勉強したりする。

シャツから見える、鍛えられた腕にキュンとしたり、笑った顔を見るだけ、世界一幸せな気持ちになった。


ちょっと肌寒い夜は寄り添って、体温を分け合った。

その公園にはそれ以来行ってないけど


「みてみて!あれすごい!」


「うゎ!めちゃ岡田(担任)に似てる!」


「「アハハハッ」」

お互いの顔を見合って笑う