「いくらなんでもうるさい!」 耳に手を当てそう言う梓。 「星崎のなにがいけないのよ?あんたが拒否しすぎなのよ、もっと受け止めてあげなよ。」 「…友達みたいな感じだったから、そんな風に思ったこと私は一度もなかったの…今の関係が1番いいのに…」 「でも、星崎にとってはそうじゃなかった…」 「この関係性が壊れることが私は怖い…んだと思う」 「どう転がっても良いようにしかいかないと思うけどな〜私は」 そう淡々と言われてもな〜。 「ま、ゆっくり考えてみな」 そう言って梓は去っていった。