爽やか年上彼氏


兄ちゃんに相談しよう。

30分後ー

「ただいまー!!」

「お帰り!!兄ちゃん相談がある…」

兄ちゃんは買い物してくれた物を冷蔵庫に入れ終えてから…

私がソファにいる隣にに座ってくれた。

なかなか言えない…

「さっき桃ちゃんと淳くんとあってニコニコしながら挨拶してくれたよ」

「あはは…。実はね爽やか店員さんのけふぇに連れていかれてさ…耳もとで囁かれた…」

ポンポン

桜は、ほんと実の子のように可愛い。

本当に純粋で優しい子でいい子過ぎる♪

「桜は優しすぎるんだよ。ドキドキしたんだね!!それが恋愛だよ」

「れ、恋愛…」

お前にやっと恋愛できる相手ができたとは…

嬉しいよーで嬉しくない気持ちが両方ある。

「兄ちゃんに恋しているつもりだったのに」

「なーに!可愛いこと言ってるんだよ!!」

コツ

「熱があるね」

兄ちゃんがお姫さん抱っこして部屋に連れてってくれた。

「ゆっくり休んでね」

「うん、ありがと」

「明日学校に連絡しておくから明日だけ休みなね!」

頷いた。

恋愛して熱出した妹が心配で子ども扱いしてしまった。

次の日ー

プルルルル♪

淳からだった。

「おはよ…淳…熱が出ちゃったから」

「桃が心配してたから伝えておくね」

心配かけちゃったな…

早く治して明日学校に行けれるようにしよっと。

彼に会いたい‥‥

『恋愛というのはたくさん辛いこととか苦しいことがあるか大変かもだけど楽しいよ』って言われたことが思い出した。

いるかな…彼…

やっば…熱があるのに来てしまった…

ふらつく…。

外の掃き掃除している…かっこいい…

目が合った…

「こんにちは♪体調でも悪いの?」

頷いた

「ちょっとごめん。ここ座って待ってて」

彼はお店の椅子に座らせて私のそばから離れた。

「お待たせた。早退したから」

よっと

おんぶして家まで送ってくれて、部屋まで来てくれて寝かせてくれた。

ドキドキ

距離が近くって興奮する…

「俺彼女いる。三年続いている彼女がいて仲いいんだ」

「わたるさんその彼女と幸せになってください」

ドキドキしてたのに…急に苦しくなった。

きゅっって胸が苦しくなったんだ。

なんだろう…この気持ち…