「栞ちゃん、教科書ありがとう!明日の授業と入れ替わってることスッカリ忘れてて…。本当に助かっちゃったよ!」
「困った時はお互いさまだから」
放課後、貸していた教科書を直ぐに返しに来てくれた萌絵ちゃん。
教室前の廊下でそれを受け取ると、何かを思い出したように目を見開いた。
「そう言えば氷乃瀬くんがね、今日から学校に来たの。3日ぶりの登校だからか、色んな女の子たちに声を掛けられてたよ。さっきも熱狂的なファンの女の子たちに囲まれてた!」
「ふーん、そうなんだ」
保健室に付き添ったこともあって、あれから体調が回復したかどうか少し気になっていたから、元気になったみたいで良かった。
それにしても病み上がりなのに大変だな。
その後、部活に行く萌絵ちゃんと教室棟を出たところで別れて私は図書館へ。
今日みたいにカウンター当番ではない日も頻繁に利用している。
本が好きなのはもちろんだけど、図書館の雰囲気というか空間が大好きなんだ。
「困った時はお互いさまだから」
放課後、貸していた教科書を直ぐに返しに来てくれた萌絵ちゃん。
教室前の廊下でそれを受け取ると、何かを思い出したように目を見開いた。
「そう言えば氷乃瀬くんがね、今日から学校に来たの。3日ぶりの登校だからか、色んな女の子たちに声を掛けられてたよ。さっきも熱狂的なファンの女の子たちに囲まれてた!」
「ふーん、そうなんだ」
保健室に付き添ったこともあって、あれから体調が回復したかどうか少し気になっていたから、元気になったみたいで良かった。
それにしても病み上がりなのに大変だな。
その後、部活に行く萌絵ちゃんと教室棟を出たところで別れて私は図書館へ。
今日みたいにカウンター当番ではない日も頻繁に利用している。
本が好きなのはもちろんだけど、図書館の雰囲気というか空間が大好きなんだ。


