春待つ彼のシュガーアプローチ

週明けの月曜日。


私は普段よりも早起きをして学校へ。


まだ誰も登校して来ていない静かな教室。


自分の席に座ると机に突っ伏した。


土日の存在がこんなにありがたいと感じたのは初めてかもしれない。


もしも…あの日の翌日が平日だったら、心ここにあらずな状態で授業どころでは無かっただろう。


その代わり、家でボンヤリしてばかりだったから、お母さんがずっと心配していたけど。


氷乃瀬くんにキスされて、告白されて。


そのことが無限ループして、ずっと頭から離れない休日だった。


昂っていた気持ちは時間の経過と共に、だいぶ落ち着きを取り戻してきたけれど…


今度は憂鬱な気持ちが心に重くのしかかっていた。


突然の告白で頭が真っ白になったとは言え、話をはぐらかして逃げるだなんて。


あの時の私、失礼にも程がある。


氷乃瀬くんに合わせる顔がないけれど、最悪な態度をとってしまったこと、ちゃんと謝りたい。


告白の返事もきちんと伝えなくちゃ。