無気力クールな僕ですが、真面目な天然規格外男子に沼りました。

「ったく、ちゃんと見てられないんならこんなとこ連れてくんなよなー」

 完全に母親が見えなくなったあとぼやく佐吉に苦笑いを返す。

「にしても腹減ったな。なんか昼飯食いに行こうぜ!」

 時刻は13時を回ろうというところ。
 ぐぅ、とナギオの腹が鳴いてナギオの頬がわずかに紅潮した。
 クハ、と思わず吹き出す。

「ハハッ、たらふく食えるとこ探しに行こう」
「はい」

 俺たちは揃って歩き出した。
 ……が。


 ビキッ!

「ングッ」

 俺は小さく呻き声をあげてその場に固まった。

「?聡太くん?」
「どした?」

 キョトンとする二人を前に、足首をやっちまった俺は冷や汗をかきながら引き攣った笑顔を返した。