「聡太」
「え?」
「聡太、でいいよ」
ナギオはハッとして、少し言いにくそうに口を開く。
「そ……聡太、さん」
「聡太」
「そ、そう、聡太……くん?」
なかなか呼び捨てに出来ないぎこちなさも、正直めんどくさいけど。
「うん」
仕方なくした俺の行動を純粋に受け取って感激するナギオの、嬉しそうにする顔を見たくなって
「今度カラオケ行くか。 今日の打ち上げに」
「……!」
こんなセリフひとつで目を輝かせるナギオがなんだか可愛く見えて、無性に頭を撫でてやりたくなった。
「え?」
「聡太、でいいよ」
ナギオはハッとして、少し言いにくそうに口を開く。
「そ……聡太、さん」
「聡太」
「そ、そう、聡太……くん?」
なかなか呼び捨てに出来ないぎこちなさも、正直めんどくさいけど。
「うん」
仕方なくした俺の行動を純粋に受け取って感激するナギオの、嬉しそうにする顔を見たくなって
「今度カラオケ行くか。 今日の打ち上げに」
「……!」
こんなセリフひとつで目を輝かせるナギオがなんだか可愛く見えて、無性に頭を撫でてやりたくなった。



