クールな綺堂くんの理性が夜だけ狂います。



まだ日付超えてない......のに。


深影くんの理性がちょっと大変なことになってる。


「もう、ちゃんと薬飲まなきゃ......ダメ」


後ろをくるっと振り返って、人差し指で深影くんの唇に触れた。

今日はこれでおしまいって意味を込めて。


「はぁ......何それ。俺の理性殺そうとしてる」


やっぱり深影くんは要注意だ。


***


無事に期末テストも終わり、今日は球技大会が行われる。


「はぁ......外の競技とか日焼け止め必須案件......」

「凛花ちゃん肌白いもんね」


「柑菜ちゃんこそ、白くてもち肌! うらやましい限りだよ〜!」


女の子のほとんどが、体育館の中の競技を希望した結果......クジ引きになり、わたしと凛花ちゃんは、外で行われるサッカーに参加することに。