あれ、たしか急いでるんじゃなかったっけ? 「デザイン少し大胆すぎた?」 「......?」 「背中のとこ結構開いてるし......俺以外に見せたくないね」 「誰も見てないと思う――ひゃっ」 急に背中にキスされてびっくり。 「痕残したいけど......今は我慢かな」 「い、今じゃなくても我慢して」 「俺におあずけ食らわせる気だ?」 「だ、だって深影くん止まらなくなる、から」 この前の夜のキスを思い出して、顔がほんのり熱くなる。 「夜......いっぱい俺と甘いことしようね」